水星(Mercury)の占星術的な意味とは?
水星は、太陽系の中で最も小さな惑星で、太陽の一番近くを周回し約88日間かけて一周します!

ところで、水星はギリシャ神話に出てくるヘルメスが守護神となっています。
ヘルメスは羽のついたサンダルを履いて冥界・地上・天界を飛び回るメッセンジャーです🌟
偉大なメッセンジャーである水星は、私たちに霊的なメッセージ(艇的コミュニケーション)をもたらしてくれます🤗
スピリットとしての自分らしさの表現もサポートしてくれますよ♪

さらに知恵に長けて(たけて)いて、雄弁、商売、旅の神様としても知られています。
水星は素早い特性をもち、旅をしたい人、ビジネスをしたい人等をすごいスピードでサポートしてくれますよ♪
そして賢くて、コミュニケーションをサポートしてくれますから、本当にビジネス発展に欠かせない星ですね�☆
人とのつながりが豊かさをもたらしてくれます。
さて、占星術では水星は、ふたご座とおとめ座の支配星となっています。
双子座と乙女座には水星のエッセンスが注がれています�☆


水星は太陽に一番近いところを周っていますので、水星の位置する星座は、太陽と同じ星座か、あるいは隣の星座に限られます。
出生ホロスコープの水星の位置する星座によって、ご自身の表現の仕方やコミュニケーションの取り方の特徴、あるいはどのようにコミュニケーションを図っていくとよいかなども見えてくるでしょう。
例えば、水星が獅子座にあれば、ドラマティックな表現をする傾向にあるかもしれません。
また他者がスポットライトを浴びることができるように、知恵やコミュニケーション能力を使って手伝いをすることもできますよ!
水星のエネルギーをより生かすことのできるよう、自身を見つめることは素晴らしいことだと思います。
知性、コミュニケーション、ビジネス…これらを通して自分を表現していくサポートをしてくれる水星はとても重要な星です。
自分がワクワクすることを躊躇(ちゅうちょ)することなく行動に移していく事で、水星の力を大いに引き出すことができるでしょう。
水星は、神経系の意味もありますので、水星と他の天体との位置関係(つながりの角度)によっては、考えすぎたり、神経過敏になったりということがあるかもしれません。
【実例】
アラン・レオは近代占星術の父と呼ばれる占星術師であり、占星術の雑誌を発行し、一般の人々のホロスコープを作って占星術を広めた方です。
彼は1860年8月7日にイギリスで生まれました。
太陽が獅子座で、水星も獅子座です ‼

現代に通じる占星術を広めてビジネスとしても成功しましたが、太陽と水星が獅子座のエネルギーを使って、ステージに上って活躍した方と言えるでしょう。
さらに一般の人を対象にホロスコープを作り星を読むことにより、多くの人々が自分の才能や特徴に気付き、各々のステージに上りやすくなるということも、獅子座のエネルギーを活用することになりますね♫
ところで、「水星逆行(ぎゃっこう)」という言葉が占星術ではよく出てくると思います。
これは地球と水星との公転(太陽の周りをまわること)の周期や速さが違うこと、そして両方の位置関係により、地球から水星を見るとまるで水星がムーンウォークのように後退して見える時期があり、それを「水星逆行」と言ってるんですね。
あくまで“見かけ“の問題ですので、実際に水星が後ろ向きに進んでいるわけではありません。
水星逆行の期間は20日余り続きますが、これが1年に3~4回巡ってきます。
水星逆行期は、カルマを解放するのに良い時期です✡
「考える葦(あし)」であり、言葉を使って交流を図る私たちにとって、水星はとても重要な星ですね!
みなさまの水星が益々輝きますように☆彡
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