魚座

 

【占星術的な意味】

魚座のエネルギーはスピリチュアルな世界の理解・ゆるし・信仰・献身的な姿勢などの特徴を持っています。

また12星座の中で牡羊座から数えると12番目の最後の星座となりますので、これまでの周期の締めくくりであり、これからの周期の始まりへとつなぐ役割を担っています。

このことは例えばあの世とこの世の橋渡しということも言えます。

目に見えない世界と目に見える物質的な世界とをつなげる役割を担うことができる星座エネルギーということですね。


【目に見えない世界】

魚座のエネルギーの影響が強い方(太陽や月が魚座にある方、あるいは天体が3つ以上魚座にある方)にとって、高次元のエネルギーとつながることはとても重要でしょう。 

そういう方は物質的な世界だけでは息が詰まるかもしれません。

スピリットとともに生きる、共同創造ということができる方ですね。

天使や妖精さんなどが自分の肩の上に乗っているとイメージして話かけたり、協力をお願いしたりするといいですね☆



それからつらいことが起きたり、不安な状況になったりした時も、宇宙の大きな流れに委ねるということが、結局はスムーズに物事が進展することになるでしょう。

大いなる力を信じるということを強めていくほどに、シンクロニシティも起きてくると思います。

たとえ苦しい状況であっても、そこから抜け出すことが難しいことがあるかもしれませんが、自分を楽しませること、変化を恐れないということは、うお座のエネルギーをポジティブに使うことになるでしょう。。

魚座と向かい合っている乙女座のエネルギーも活用していくことができますが、乙女座の分析力を使って、現実的に状況を把握することにより、今の状況にいる必要があるのかどうかという判断を下せるでしょう。



【豊かな感受性】

またインスピレーションを大切にするということも必要です。

とても豊かな感受性を与えてくれる魚座のエネルギーは、感度の良すぎるアンテナと言うことも言えるかもしれません。

周囲の集合的な意識を自分の感情と混同してしまうときついでしょう。

今のこの感情は、自分のものなのか、それとも他人の、または集団の感情を受信しているのかということを省みられると良いでしょう。

魚座の方にとって感情は自分にふさわしいタイミング、人、物事、方向性を教えてくれます。


他人からの依頼を引き受け過ぎたり、お世話し過ぎたりして忙しくなってしまうという経験のある魚座の方は、少なくないかもしれませんね。

状況に自分を合わせることが出来るのは素晴らしい才能ですが、他人からの過干渉を受け容れたり、他人に対して過干渉したりという状況になっていないか客観的に眺めてみることはとても役にたつでしょう。



【守護星】

魚座の守護星は海王星ですが、この星のエネルギーの作用の仕方によっては、自他の境界線をあいまいなものにしてしまうことがあります。

自分自身の自立と他者の自立と、両方が大事になります。

一方、海王星は幻想的なもの、ファンタジー、ロマンティックなものを創造する力も与えてくれます。



【正義感】

「義憤(ぎふん)」という言葉があります。

社会の不正などに対して憤り(いきどおり)を感じることですが、魚座の方の内には熱い正義感が宿っているでしょう。

上手くいっていないところ、修正すべきところが分かってしまうんですね。

社会をより良くしていきたいという願いを根底に強くお持ちの方が多いと思います。



【1つに絞る】

ところで、魚座の星座図は2匹の魚がリボンで結ばれている絵で表されます。

2つのことが出来るということを意味します。

例えば2つの仕事を両立させるかもしれません。

仕事を表す“MC”の星座がうお座の場合はその傾向が強いかもしれませんね。

2つの異なるものをつなぐというふうにも見ることができます。

職業の一例として、インスピレーションを生かして芸術・芸能や医療・福祉関係、ヒーリング、カウンセリング、スピリチュアルなワークなどが挙げられます。


その反面、目的や目標がいくつも思いつくために、なかなか実行に至らないということがあるかもしれません。

方向を何か1つに絞ることで、迷わず突き進んでいくことができます☆

魚座は2匹の魚で表されていますが、その2匹が同じ方向へ向かっていくならば、通常の2倍の勢いがあることになりますね☆

1つに絞るということは、魚座のエネルギーの強い方にとって、大きなミッションとなるかもしれません。


私たちにスピリチュアルな理解を促すエネルギーを、魚座が与えてくれます!

みなさまにとって、魚座のエネルギーが益々輝きますように☆

2021年06月12日