6ハウス

6ハウスは、5ハウスの愛情を表現するの段階から一歩進んで「自分で創る新しい家族」を意味します。
さらに従来労働・福祉という意味も与えられてきました。
4ハウスが“生まれた家・家族”とすると、6ハウスは“他者と共に創る新しい家族”についての情報を与えてくれます。
例えば金星が6ハウスにあれば自分で家族を創ることに喜びを感じるでしょう。
火星や土星・天王星・海王星・冥王星が6ハウスにあれば支配や混乱があるかもしれません。
しかし同時にこれらの天体はパワフルでもあります。
パワフルな天体が他の天体とどのような角度をとっているか、また4ハウスはじめ他のハウスの状態も観ていくことで、その働きがわかるでしょう。
ところで労働や福祉という意味は、6ハウスが何か自分の持てるものを与える、奉仕するというハウスであるということが根底にあると思います。
職場や奉仕する場というのは、自分が広い意味での家族と出会うための場、機会と言えるかもしれません。
仕事を通じて出会う人は縁がある人と言えますし、人間の幸福を追求する福祉的な活動においては、私たちは皆宇宙船地球号に乗り合わせている家族と言えますから、全体の調和のために奉仕するということは、とても素晴らしいことですね♪
6ハウスが双子座に位置するホロスコープの場合は、好奇心旺盛な家族になるかもしれませんね。
また神秘的なことが好きであったり、知的な会話が自然となされる雰囲気があるかもしれません。
6ハウスが乙女座にあり、子供がいる場合は良い親となるでしょう。
乙女座は優しく育むエネルギーを持っています。
また本人が望むならば、福祉や医療をはじめとする援助職や、育てる仕事、ヒーリングの仕事などにおいて素晴らしい才能を発揮することが出来るでしょう☆
“6”という数字は数秘的な意味から言っても、調和を表します。
また安定を表す数字であり、たとえば蜂の巣は六角形のハニカム構造になっていますが、大変頑丈な造りで安定しています。
6ハウスに緊張がある場合や6ハウスのエネルギーが弱い場合は、家庭を築くということはちょっとハードルが高く感じられるかもしれません。
ですがもちろん私たちには自由意志がありますから、独身であってもいいですし、新しい家族を創ってもいいわけです。
自分で築く新しい家族、それから仕事や奉仕活動を通して出会う人たち、みんな共同体の一員として調和を図っていくということが6ハウスにおける大きな意味なのではないかと思います。
みなさまの6ハウスが益々輝きますように☆
