7ハウス

 

7ハウスは“関係性“を表すハウスです。


自分という個性を持った人間が、どのように関わりをもつかということを示してくれます。

人との関係性、特定の相手との関係性、そして自分自身との関係性も観ることができます。

それは恋愛や結婚のみならず、何らかのものとつながった時に自動的に現れるものです。



7ハウスに3つ以上の惑星がある場合あるいは太陽や月がある場合は、人間関係や対象のとらえ方について学ぶための豊かな経験があるでしょう。

人間関係に疲れて1人になりたくても、やっぱり人と関わっていかなくてはならない葛藤があるかもしれません。

しかし反対に、やっぱり癒してくれるのも人なんだというふうに感じるかもしれません。

色々なタイプの人と接していくことになるでしょう。


自分が他者または自己とどう関わりをもっていくかということは、当然自分というフィルターを通して接していくことになるわけですが、例えば自分に自信がなければ、人に対してどのような態度をとることになるでしょうか。

もしかしたら高圧的な態度をとるかもしれません。

または自分は人より劣っているのだという態度を示すかもしれません。


しかし自分を尊敬していたらどうでしょうか。

人に対しても大切な存在として接することができるかもしれません。

自分に対しても、もちろんそうです。

人の成功をねたむ代わりに、人の成功を素直に喜べるかもしれません。

なぜなら、人が成功してもしなくても、自分に対する信頼は揺らぐことはないからです。


また人の成功は自分の成功ととらえることもできるでしょう。

これはワンネスといってもいいですし、私たちはみな根底でつながっている存在なのだということを考えると、誰かの成功は人類の成功であり、それは自分の成功でもあると考えることができます。


 

また、7ハウスは“真の結婚”も意味します。

例えば7ハウスが蟹座にあるホロスコープの場合は、パートナーとなる方が蟹座的な特質をもった方というふうに観ることができます。

その相手の方は頑張り屋さんで、ハードワーカーの面がみられるかもしれません。

しかし内面はとてもやさしく、柔らかい人でしょう🎵

男性にしろ女性にしろ、母性あふれる方ということもあるでしょう。

頑張り過ぎてポキッと折れてしまわないように、見守ってあげることが必要かもしれませんね♪


7ハウスに惑星がなかったとしても、もちろん結婚したり、良い人間関係を築いていくことができますのでご心配なく!

むしろ自然とそういうことができるかもしれません。


ただ7ハウスに緊張があるホロスコープの場合あるいはエネルギーの弱い場合は、恋愛や結婚生活となるとなかなか思うようにはいかないな~ということがあるかもしれませんね。

快く共に生きていくためにはどのように関わっていけばよいか、ということを深く考えていく必要があるかもしれません。

二人の関係性を観るには、7ハウスだけでなく両方のホロスコープを重ねて観ることでもいろいろなことが分かります。


人間は、生まれる時から一人では生きていけない存在ですから、7ハウスの意味というのはとても大きいですね。

そしてそれは自分の本質を現す1ハウスと鏡合わせだということでもあります。

つまり7ハウスは自分のことを自分がどのように見ているかということも表しています。

自分の内側が変わっていけば、人との関わり方も変わってくるということになります。


みなさまの7ハウスが益々輝きますように☆

 

 

2021年07月08日