10ハウス

 

10ハウスは、1ハウス・4ハウス・7ハウスと十字に交差する重要なハウスです。

このハウスを通して私たちは仕事の適正や天職というものを観ることができますが、他にもホロスコープ全体そして恒星なども観ていくことで、より具体的なイメージが湧いてきます。

仕事以外でも、例えばボランティア活動など社会的に関わっていく活動を観ることができます。

10ハウスのパワーが強い場合は、仕事で成果を出して周囲からも認められやすいでしょう。

反対に10ハウスのパワーが弱い場合は、会社に行くのがつらいと感じやすいかもしれません。

つまり仕事への“モチベーション”という点で、このハウスが関係してきます。



10ハウスに惑星が3つ以上あれば、仕事や社会的活動が今世のテーマの1つとなるでしょう。

どのような仕事、役割、使命を果たそうと思って地上に転生してこられたのでしょうか☆



【星座との関わり】
10ハウスがてんびん座にある方は、“バランスを保つ”ということが仕事の上でも重要な要素になってくるかもしれません。

また人と人とをつなぐ仕事に取り組むかもしれません。

10ハウス天秤座の場合、均衡を図ることに力を注ぐことで、ストレスをためてしまわないように注意した方がよいでしょう。



【天体との関わり】
10ハウスに木星や冥王星がある方は、仕事が拡大・発展していく可能性が考えられます。

その場合、仕事の地域や対象者も全国的もしくは海外まで視野に入れて展開していく方がいいかもしれません。

このインターネットの時代が、それを後押ししてくれるでしょう。



【10ハウスの支配星】
10ハウスの始まり(9ハウスと10ハウスの境界線)にある星座の支配星がどのハウスにあるかを観てみるのも参考になるでしょう。

例えば10ハウスの始まりがてんびん座の場合は、その支配星は金星ですから、金星が何番目のハウスにあるのかを観てみましょう。

例えばその金星が4ハウスにあるホロスコープならば、仕事の内容が家庭や家族、不動産に関わることが向いているかもしれません。

専業主婦、自宅でできる仕事、家業を継ぐ、建築・不動産業、家族の調停を行う仕事や家政婦、家族に関するセラピー、または家系という点から先祖供養やお墓、葬祭業などいろいろと考えられます。

どうぞ想像を膨らませてください♪



仕事は生きていくためにも、そしてまた自己実現・自己表現のためにもとても大切ですね。

自分がワクワクできて、なおかつ地球のため、人類のために役に立つ仕事があれば素晴らしいですね♪

何も大層な事をする必要はありません。

無理なく自然に能力を発揮できることが必ずあると思います。

意外とそのことに自分自身が気づいていないことがあります。

他者の目からみて、「あなたは、こういうこと得意だよね!」って言われたことがあるならば、謙遜(けんそん)も結構ですが、1度「そういう能力・資質もあるかも」と考えてみてはいかがでしょうか♪


みなさまの10ハウスが益々輝きますように☆

 


2021年08月11日