11ハウス

 

11ハウスは“ネットワーク・仲間・責任感・未来のヴィジョン”といった意味を表す領域となっています。

人と人、地域と地域をつないでいくハウスと言えますね☆

気の合う人たちとコミュニティーを作っていくことも含まれます。



11ハウスには仲間に対して、社会に対して、地球に対して“責任感”をもつという意味もあります。

10ハウスの扉を通して社会的に活躍していきますが、自分のことだけではなく、もっと周りの人や環境のことも考えていくというのが11ハウスの段階ですね。

自分と人とがつながっている、自分と地球とがつながっているという感覚をこの11ハウスを通して、私たちは得ていくことができるでしょう。



11ハウスがさそり座の方の場合は、仲間との親密な関係性を大切にしていくかもしれませんね。

何か一緒に目標をもって取り組んでいくと、とてもパワフルなグループとなるでしょう。

ビジネスとして発展していくかもしれませんし、あるいは神秘的なことに関心のある人々のコミュニティーを作っていくかもしれません。

相反するような人たち、いろいろな違いがみられる人たちがつながっていくというような面白いネットワークができる可能性もあります。



11ハウスに3つ以上惑星が集まっている場合は、ネットワーク作りがとても重要になってくるでしょう。

社会や地球に対しての“責任”というものを教えていくかもしれません。

一方で友人・知人が多いゆえに、人づきあいのわずらわしさを感じることがあるかもしれませんね。



春分から始まる牡羊座から数えて11番目の星座は「水瓶座」となります。

水瓶座の支配星は「天王星」です。

天王星はまるで雷のような強烈なインスピレーションを私たちに送ってくれます。

11ハウスには“未来のヴィジョン”という意味もありますが、天王星からの強力なメッセージが、私たちにヒントを与えてくれるでしょう。

もしこの世界が、理想的な世界であったとしたら、みなさんは何をしたいでしょうか?

どういう状況でありたいでしょうか?

お一人お一人の未来のヴィジョンを描くことは、とても大切な事だと思います。



11ハウスは物質世界から精神世界への橋渡しという意味もあると思います。

“11”は、“1“が二つ並んでいますが、まるで橋、もしくは線路のようです。

肉体の器をまとった私たちの魂を自覚していく道のりでもあると思います。



ところで、ホロスコープで11ハウスと向き合うのは5ハウスとなりますが、5ハウスが愛を与えるハウスならば、11ハウスは愛を受け取るハウスと言えます。

愛を与えることと、受け取ること、両方とも大切ですね♪

どちらが欠けてもうまくいきません。

5ハウスと11ハウスが呼応して、私たちに愛のレッスンを教えてくれます。

みなさまの11ハウスが益々輝きますように☆

2021年08月14日