土星のサポート


 

 

天体としての特徴》

土星は、木星の外側を周る星ですが、太陽の周りを1周するのに約30年かかります☆

土星本体の直径は地球の約9倍あり、太陽系では木星に次いで2番目に大きな惑星です。

特徴的なのは、土星の環(わ)ですね☆

環の材料は氷ですから、まるで広大なアイスリンクが土星を囲んでいるかのようです。

さらに面白いのは、土星の北極に不思議な六角形の雲の渦があることです。

この渦は土星の自転と同調して回っているので、形が崩れずに六角形のままでいます。

なぜそのような形の雲ができるのか、そのメカニズムはまだはっきりわかっていないようですが、土星の北極に六芒星(ヘキサゴン)ができていると考えると、とても興味深いものがあります。



「土」というイメージからも分かりますが、土星は占星術においてもどっしりとした重みのある星として認識されています。

しっかりとした土台を築いていくというイメージです。

生まれた時の土星の位置に再び戻ってくるのに約30年かかる星ですから、長期的に人生の構築を助けてくれる星です。




《サターン・リターン》

29才~30歳頃に土星が生まれた時の位置に戻ってくることを、「サターン・リターン」と呼んでいます。

人生のステージが新たに変わるという重要な時期と言われます。

仕事やパートナーシップ等いろいろな変化が起こり得る時期ではないでしょうか。

そしてさらに約30年後の59~60歳頃にもう一度サターン・リターンがやってきます。

定年退職の時期という方もいらっしゃるでしょうし、新たなパートナーシップを育む方もいらっしゃるでしょう。

第2の人生ともいうべき重要なステージの変化が訪れる時期です。



《占星術的な意味》

自分自身の思い描く人生を具体的に現実化していくという、大切なことをサポートしてくれる星です。

しかしこの世の中では、壁にぶち当たったり、挫折したり、苦悩したりということがあるわけですが、それらの試練、課題といったことを与え、乗り超えていくことを土星はサポートしてくれます。

魂の成長のためには試練などは欠かせない要素ですから、土星は人生を実りあるものにするために助けてくれる重要な先生といえるでしょう。

さらに土星は、人間関係やパートナーシップを現し、調和、つながりといったものをサポートしてくれる星でもあります。

土星の北極にある六芒星(ろくぼうせい)が象徴的だと思います。

六芒星は完全な調和や統合を現します。

そして土星を取り巻く環(わ)は、人と人、あるいは生きとし生けるものすべてがつながって1つになっている姿を連想させます。

また土星は、ビジネスで活躍することも大いにサポートしてくれます。

なぜなら、目標の達成に向かって努力し、良い人間関係を作り、物事を現実化していくことを助けてくれるのが土星だからです♪

みなさまの土星が益々輝きますように☆

2021年05月05日